10CC @ VAIO / SKYLINE CM お問い合わせの多いCM曲のご紹介

2000年7月7日からSONY PC“VAIO”で「愛ゆえに」が
8月末から日産スカイラインのCMで「アイム・ノット・イン・ラブ」が流れています。

「以前からいい曲だと思っていたのですが、なかなか探し出せなくて、
CDがほしいのですが…」という、うれしいお問合せメールも、何通かいただきました。
お探しの曲目・収録アルバムなど、簡単にまとめておきます。



10CC @ SONY VAIO CM
SONYのノートパソコン・VAIOのTV CMで、10CCの曲が流れてます。
CMは何回かパターンが変わってますけど、使っている曲は1曲。
この曲です。

THE THINGS WE DO FOR LOVE/愛ゆえに
日本発売は1977年3月(イギリス発売1976年12月)
オリジナル10CC(4人組)が分裂、ケヴィン・ゴドリーとロル・クリームが脱退して
エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンのコンビになっての第一作。
コーラスで始まるPOPなナンバーで、本国イギリスで6位、アメリカで5位。
日本でも、この曲から10CCの名前が一般的になった代表曲です。
アルバム「愛ゆえに」(Deceptive Bends)の収録曲ですが、ベスト盤には必ず入っています
※10CCって、どんなバンド? ミニ・ガイドはこちら!

アルバム「愛ゆえに」
DECEPTIVE BENDS
日本盤マーキュリーME:PHCR-4419
1977年作品。
シングル「愛ゆえに」「恋人たちのこと」「グッド・モーニング・ジャッジ」の3曲がヒット。現在、日本でもリマスター盤(シングルB面曲追加収)が発売中。一時期、店頭から姿を消しましたが、CMの影響で再び陳列されているようです。

普通に手に入るお薦めのベスト盤
ヴェリー・ベスト・オブ10CC
〜ヒストリカル・バージョン〜
日本盤マーキュリーME:PHCR-1537
題名のとおり、10CCの代表作を網羅したベスト。ヒット曲中心で、1972-1977年の録音が中心。10CCの前身ホットレッグスから、分裂したゴドリー&クリームのヒットまで、バランスよく並んでいる。全18曲。
久しぶりに10CCが聴きたくなった…という方には、このCDがお勧め!



10CC @ NISSAN SKYLINE CM
お探しの歌は、この曲です。

I'M NOT IN LOVE/アイム・ノット・イン・ラブ
1975年発表/シングルチャート全英1位、全米2位。
3曲ある10CCの全英No.1ヒット(10CCはイギリスのバンドです!)の2曲目。

サンプリングなどという技術のない1975年に、人間の声で「ふわぁー」という不思議な
バックコーラスを作ってしまった名曲。当時は度肝を抜かれた革新的なサウンドでした。
実は、コーラスを多重録音したテープを、メロトロン(テープを音源にしたキーボード)で
演奏したと言われております。
※10CCって、どんなバンド? ミニ・ガイドはこちら!

3枚目のアルバム「オリジナル・サウンドトラック」からの第2弾シングルで
イギリスではNo.1、アメリカでもビルボード2位、キャッシュボックス3位の大ヒット。
第1期10CC=エリック・スチュワート、グレアム・グールドマン、ロル・クレーム、
ケビン・ゴドリー時代の作品で、日本でも過去数回CMに使われております。
アルバム「オリジナル・サウンドトラック」の収録曲ですが、ベスト盤には必ず入っています

アルバム
「オリジナル・サウンドトラック」
THE ORIGINAL SOUNDTRACK
日本盤マーキュリーME:PHCR-4417
1975年作品。コミカルな曲調の「人生は野菜スープ」、ロック・オペレッタ「パリの一夜」など、全編凝りに凝ったサウンドを聴かせる10CCの代表作。ただし「アイム・ノット・イン・ラブ」のようなPOPバラードは、これ1曲。全編バラードではないので、そういう意味ではご注意ください。

普通に手に入るお薦めのベスト盤
ヴェリー・ベスト・オブ10CC
〜ヒストリカル・バージョン〜
日本盤マーキュリーME:PHCR-1537
CM効果で、「VAIO−CM曲、愛ゆえに収録」というステッカーも貼ってあるベスト盤。名前のとおり、10CCの代表作が全部入ったお徳用盤。
「アイム・ノット・イン・ラブ」「愛ゆえに」「恋人たちのこと」などのポップなバラードから、レゲエ調「トロピカル・ラブ」、コミカルな「ドナ」といった10CCの万華鏡ワールドをこの1枚で堪能できます!


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