ホームページへの道



1998/10/16 Fri
「一発太郎」に登録もしたし、日本語バージョンの本格稼働体制は整った。
こうなったら、この勢いで英語バージョンもやっつけちまえ!

ディスコグラフィーは、日本語部分を切り落とすと、英語が残るように作ってある。
問題は…だ。
最低、About This Siteとか、ご挨拶文は英語で書かなきゃならないってこと!
日ごろ書くメールは「ぼく、レコード探してるの。持ってない?」程度の文章だ。
相手も用件が分かっているから、単語の羅列で十分。が挨拶文となると勝手が違う。
結論、パクろう!」。

簡単にいうと、以前見たホームページから「それらしい文章」をコピってきて、
バンドの名前だけを書き換えるという、非常に姑息な手段に出る。
でも、About This Siteだけは、自分の紹介だから、イチから書かねば意味がない。
翻訳ソフト「これ和英」で一度英文を作って、「翻訳の王様」で再度日本語に…。
日本語に戻してそれらしい文になれば、意味くらいは通じるだろう…通じてほしい。

1998/10/17 Sat
夕方、英語版もアップロードした。まずはMinestrone(10ccメーリングリスト)に
「新しいホームページできた」とお知らせを書く。本文わずかに3行。
それでも飽き足らず、海外のemail friendsにも「できたよ」とダメ押しする。
あいかわらずアメリカ人は反応が早い。マイケルとスタンから返事が来る。

意外な助っ人・スタンには感謝感激。「コンピュータの仕事に就く前は、国語の先生
だったんだ。添削してやるよ。ここは、こう直して」と、本当に『赤字』入りの
(黒と赤の2色表示の)メールだ。こりゃ助かった。まだお客さんが本格的に来る前の
時間(Minestrone mailが配信される前の時間)だったので、即攻で直す。
About This Siteで「おいら日本人だから、英語が下手で時間がかかる。翻訳ソフト
で英文を書いている」というのを読んでくれたようだ。けがの功名。

1998/10/18 Sun

「なんだ。まだ出来てないじゃないか」と、仲良しのアンソニーから知らせが来る。
ゲストブックは日本語/英語バイリンガルで共用にしよう思ったのが判断あまかった。
日本語のゲストブックじゃ、書く気にならないそうだ。開店初日にまたまたトラブル。
午前6時、あわててYAHOO USAにサーチに行く。無料+ゲストブックで検索。
(実際は、free+guestbook)。一番手続きが簡単そうな「すぐ出来ます」を探して、
ご新規作成。リンクも特急で直して、お客が来るのを待つ。

結局は初日24時間で、10人が書いてくれた。でも10人中7人は、一応知り合いだ。
「開店祝いに友達が駆けつけてくれた」っていう感じ??? みんな、ありがとう。
アンドリュー・ゴールドのBBSにも出張して、宣伝活動をする。
「ちっちゃなサイトを作ったんだけど。よかったら来てね」と書いておいたら、
『どこが小さいっ!』と突っ込みが入っていた。
『これが小さかったら、完成したらどんなになるんだ?』とSayuriさん。
私にも分かりません。
この1日で、カウンターが100アップする。19日24時現在260を突破。感謝感激。

ただし、友人知人に頼っていては、カウンターの数字はいつか止まってしまう。
数字自体はどうでもいいが、やはり作った以上、見てもらわねば意味がない。
反応が少なくては、更新する意欲を保つのも大変だ。
ロックキャバレー・10ccの支配人としては、営業活動にも力を入れなければならない。

ホームページへの道、まだまだ続きます。